徳川家康公
境内
鳥居
扁額
拝殿
拝殿
神社由緒書きによると文中に下記のように記されています。
「先づその地の産須那の神に、慇懃に奉仕して、其の余暇には、他所の霊験をも仰ぐべし。かりそめにも。我が産須那の神をさし置きて。他所の利益を仰ぎ奉らむは。我が主君を等閑にして他処に参るが如く。不当なる にあらずや。然れば狭少の処に御坐とも。其の恩徳を忽にすべからず。
若し当処の神。咎めて祟り給はば。いかに頼み奉るとも。他処の神更に助け給ふべからず。餘社の祟りは、吾が産須那の神の恵給はば。宥め給はむ。他処の社といへども。疎略に為べからずといへども。取別け先づ第一に。其地其の地の産須那の社を。大切に為ずんば有るべからず。」
と。
これは、大学受験に於いては必須で問われる平田篤胤の弟子の六人部是香(むとべ よしか)の書にあるものです。要は、産土様を大切にしないで他の神社へ行くのはおかしいと言うことなのですが、これは特に横曽根神社の為だけに書かれたものではありません。
しかしながら、わざわざこの書を掲げている横曽根神社は私の産土神社となっておりますので、このようなことが特に書かれているとなにかご縁を感じます。