石裂山に鎮座するこの神社は、マイナーでありながらも大変強いパワーを感じました。

ナビ検索で到着する場所は、社号標と鳥居がありますが、こちらは遥拝所になります。本社は遥拝所の脇を入った道を上ったところにあります。ただし、こちらの道はとても狭く、いつ路肩が崩壊してもおかしくないような道である上、両脇には草が深く茂っており、一部どこからどこまでが道なのかわからないほど細い山道となっています。当然、対向車が来たらすれ違うことなどできるわけもなく数百メートルバックすることとなります。正直、登るだけで精一杯なのに、バックしろとなると完全に泣きが入ることになるでしょう！ この道を抜けると視界は広がり、車5~6台は停められる駐車場に行き着きます。

こちらの神社が登山道の入り口になっているのですが、「マムシ注意！」「熊出没！」「一部、ハイキング気分で登れるように書かれているものもありますが、遭難者がでているので上級者以上の方以外は登らないでください！」などのような脅し文句が並びます。その為かほとんどここを訪れる人はいないようです。

社号標と鳥居の後ろには、太く高く大木が聳え荘厳さを感じさせてくれます。石段脇は草に覆われ、いかにもマムシがいそうな気配ムンムンです。境内は苔むし神さびた空気に満ちていました。本殿の方へ回ってみるとさらに強いエネルギーを感じます。本殿へカメラを向けると、買ったばかりのNikin850は壊れました。すさまじい神のパワーです。山を降りたらカメラは何もなかったように直りました。 わたしは、こういう神社に萌えを感じます！ 御朱印は、遥拝所拝殿に印刷のものが用意されています。