鎮座地:長野県北佐久郡軽井沢町大字峠町字碓氷峠1
鳥居
手水舎
石段
長野県側の随神門
随身門
参道の県境
拝殿
社号標に拝殿
那智宮
しなの木神社
御神徳
念じながら右回りに一周すると願い事が叶う
御神徳
金運
稲荷社・十二社・荒神社
矢立社・菅原社・山神社
八咫烏神社
星乃道神社
真田神社
石祠
日本武尊が東征の折、碓氷峠に差し掛かったところ深い霧で先に進めなくなりました。そんなとき、八咫烏が現れ道案内をしてくれたのですと。これに感謝し、熊野三社を祀ったのが創始になります。
こちらの神社は県境の真中に鎮座しており、一つの神社ではあるのですが、中心から右が群馬県、左が長野県と分けられています。長野県側を熊野皇大神社と一般には呼ばれています。一方、群馬県側は碓氷峠熊野神社と呼ばれています。そのため、それぞれに別の宮司様がいらっしゃって、氏子地域もそれぞれ別になっています。一つの神社に二つの宗教法人が存在する形になっている珍しい神社ということで、県外からも多くの観光客が訪れています。手水舎もそれぞれ分かれており、拝殿前の賽銭箱も2つあります。どちらにお賽銭を入れようかと迷いましたが、結局、両方に入れてお参りしました。
御神木の「しなの木」はお願い事を念じながら右回りに一周すると願い事が叶うそうです。その上、一周すると1年寿命が長くなり、しわも一つ減るそうです。それくらい、しなの木にはパワーがみなぎっているように感じました。
また、境内社の八咫烏神社に奉納されている八咫烏は表情がとても可愛くて微笑ましく思いました。
境内からすこし登ったところに奥宮もございます。ゆっくり歩いて10分。若い人なら5分ほどで着けます。それほどきつい道のりではないのでお参りされると良かろうと思います。
駐車場は長野県側と群馬県側にそれぞれあります。ただし注意しなければならないのが、旧軽銀座を突っ切るのが一般的ルートですが、夏の間と4月〜11月の土日祝日は歩行者天国になるので回り道をしなければなりません。